のぼるおんなは今日もめんどう。

2017年から登山をはじめた、こじらせ会社員女性が、山行で余計にこじらせた思考を記録します。

【その他】型落ちに恋して、セールを愛して。ギア沼にはまりゆく半年

ちょうど1か月、山に登っていない。これは忌々しき事態である。体力は格段に落ちているだろうし、そろそろ休日に早起きできなくなってきている。

なぜ登っていないか、それは花粉症のせいです。もうどうにもならないほどくしゃみと鼻水が止まらない。病院でもらった薬は効くけどまったく体に合わず、眠気を通り越してずっとラリっているような状態。仕事もままならん。スギだらけの奥多摩なんかこわすぎる。

というわけでおとなしくしていたのですが、ここまで登っていないと、いろいろと恋しくなる。家で登山ウェアを着てみたり、メスティンで料理してみたりと、なにかと「山っぽさ」を意識して生活しております。

 

なので今日はギアのことを書きたいと思います。この半年の経済的打撃をつれづれと。共感するもよし、軽蔑するもよし!

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最初に買ったギアは登山靴(キャラバン)、ウェアはレインウェア(ノースフェイス)でした。ほんで、その次はザックです。

www.karrimor.jp

カリマーの、セクター25氏でございます。

このザックを買ったときは初登山直後で、「これから登山を趣味にしたいけど、そんな毎週行くほどがっつりするわけじゃないから、普段使いもできるデザインにしよーっと♪」みたいな女子っぽい基準で選びましたが、驚くほど毎週行くようになってしまったので、今ではすこーしだけ後悔しています。冬の低山には25Lは小さかったり、腰ベルトがもう少ししっかりしていたらなー、とか。雨蓋ほしいなー、とかとか。

にしても夏の低山にはぴったりのサイズですし(でも冬の低山でも使うようにしていたら、少しパッキングがうまくなったかも)、なにより通勤にずっと使っています。雑誌やら本やらたくさん入りますし、宿泊出張にも使えました。色も黒にしたのでなんやかんや使いやすいです。そして、これが唯一定価で買ったザックです。

 

そこから定価じゃないザックを2つ買いました。宿泊用ザックです。グレゴリーアンバー44ちゃんと、グレゴリーディバ70ちゃんです!!

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←ディバちゃん アンバーちゃん→

アンバー44ちゃんは、初のテン泊登山のときに買いました(テントはいつもの仲間がかついでくれた)。カリマーのリッジ40とミレーのサースフェー38、どちらにするか悩みに悩んでいたところ、まったく想定外のダークフォースとして現れたのがこいつでした。

さすがザック界のロールスロイス、グレゴリー。体にフィットしますし、収納や使い勝手もすごく気に入ってます。44Lというのが結構便利で、冬の小屋泊(丹沢)もこいつで行きました。水場のない丹沢なので水を多めに担ぎましたが、無理なくいけました。

そして、マイテントを購入したあとに買ったのが、ディバ70ちゃん。まだ実戦では使っていないので、早く使いたいのです!!

 

ディバを買う羽目になった理由は、テントを買ったから。テントは…欲しかったこれを買ったのでした。

www.mountainhardwear.jp

いんやーめちゃくちゃかっこいいんですよ。マウンテンハードウェアのゴーストスカイ2くんです。デザインがかっこいいですよね。どツボの白いフライシート!

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多摩川沿いで建てる練習したとき。

これは、友人がMHWファミリーセールでハードシェルがほしいと言っていたので、買わせてやろうと私もついていったんですよ。そしたら帰るときには私がテントを持っていたんです。ちなみに友人はフリースベストだけ買っていました。あれ?

しかし友人のおかげで定価より2万円近く安く買えました。帰りにテント購入記念で飲みにいったけど。あれ?

早くディバちゃんに入れて山中まで運びたいものです。なんていったって重量が1.6kgと軽いので!ほんっとーに使うのが楽しみです。

 

話は変わるようで変わらないのですが、私の職場は、アウトドアショップの聖地、東京・神保町です。転職してもうすぐ1年半なのですが、ここに職場がなかったら、私はここまで山にハマっていなかったと思います。ちなみにセクター25氏、アンバー44ちゃんは昼休みに買いました。

昼休みに買ったシリーズ、いちばん金額が大きかったのはシュラフかなと。

www.hcsafe.co.jp

会社からいちばん近いのが、さかいやスポーツのエコー館。そこに置いているプロモンテのシュラフなぜか常時30%OFFなのです。恐らくさかいやさんとの契約の関係なのでしょう。ほかのお店でプロモンテのシュラフ自体そんなに見ない。

大体シュラフといったらモンベルかナンガだろうと思い、そのふたつに絞って時間をかけて悩んでいたのですが、さかいやでこれを見つけて即決。モンベルで同じスペック相当のものを買ったら+3~5,000円くらいかな。ちなみにほかのメーカーとのスペック比較表もお店に置いてあり、かなりわかりやすい。

 

というかですね、さかいやスポーツ最高ですよ。店員さんのレベルが違います。

www.sakaiya.com

アンバーちゃんを買ったのはさかいやさんだったのですが、デザインが気に入ったほかのザックを試着したい、と言ったら「うーん、体に絶対合わないから背負わなくていいですよ」と。最高じゃないですか。ちなみにほかのお店で、安いからという理由で同じザックをおすすめされてたんですよ。実際に背負うと背面長が全く合わない。見て大体わかるそうです。感服っす!

というわけで、「いいギアとの出会い」は「いい店員との出会い」とほぼ同義だと思っております。なので必然的にさかいやさんでの買い物が多いです。

 

新宿の好日山荘でも、いい店員さんと出会い、いいギアにめぐり合えました。2代目の靴です。

www.kojitusanso.com

靴は、ザンバラン・シェルパプロのデザインが好きだったので、それにしたいなーとぼんやり思っていたのですが、店員さんが「もっといろいろ履いて、自分に合う”履き味”を見つけないと」と言ってくれ、2~3時間つきっきりで試着させまくってくれました。その結果、「これやー!!!!!」と確信できたのがサレワたんでした。

全くノーマーク、存在さえ知らなかったのですが、まさにシンデレラフィット。”履き味”という言葉、本当に心の底から理解できた気分でした。セミワンタッチアイゼンがつけられる爪がついているので、もう少しステップアップしてもサレワたんと登れそう!今はまだまだ慣らし中です。

 

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まーだーまーだー、私の経済状況を脅かした出費はたくさんありますが(また書きたい)、そのほとんどが、型落ち or セール。そうでもしないと絶対続けられません。だから、仕事帰りや昼休みにお店を巡回。神保町のセール事情は結構くわしいと思います。私っぽい人がいたら声かけてほしい。めんどうなおんなですが友達になってください。

 

さて。本格的な登山シーズンに入ったら、この1年足らずで財布の紐をゆるめまくってゲットしたギアでどこにいくか。もうだいたい決めてあります。楽しみすぎる。

 

型落ちに、セールに恋して沼に溺れるのも、山を愛するゆえということで…

ああ、登りたい。